明けましておめでとうございます。

新年明けましておめでとうございます。
昨年中は大変お世話になりました。

昨年は大きな事故もケガも無く、無事に一年を終える事が出来ました。
弊社、従業員、協力会社の皆さんに感謝です。

今年もまだまだ厳しい状況は続くと予想されており、集成材業界も大きく変わっていくのではないかとも言われております。

2016年は申年(さる)という事でサルの様に飛び回り、飛猿(ひえん)の年にして参りたいと思います。
そして、これまで以上に社員が一丸となりお客様に満足して頂ける製品作りを目指していく所存です。

皆様のご健勝と益々のご発展を心よりお祈り致しまして、年頭の挨拶とさせて頂きます。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

                                               2016年1月7日
                                             マルナカウッド株式会社
                                             専務取締役  中野 修
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そろそろクリスマス

先回、クリスマスリースに柊(ひいらぎ)と言うお話をしたので
今回はさらにクリスマスに縁の深いものを。

樅。音は「ショウ」。もみの木です。

マツ科の常緑高木、言わずと知れたクリスマスツリーに
使われる木ですね。小さな木のイメージですが、
樹高が40mに達するものもあるそうです。
音を表す「從」は「たてにそびえる」という意味を
持っています。そびえ立つ「もみの木」を表すわけです。

もみの木に限らず、クリスマスツリーには常緑樹が
使われます。冬の間も緑を保つので、強い生命力の
象徴とされたためです。その起源は実はキリスト教
とは全くの無関係で、古代ゲルマン民族が冬至の
祭りで樫の木を生命の象徴として使用していたのが
始まりで、この民族をキリスト教に改宗させた事で
この風習がとり入れられたようです。

直球勝負

12月に入り、ぐっと寒さが増して来ました。
工場内でも防寒着の使用がちらほらと見えます。
ただ動いていると汗ばむ事もあるので(僕だけか?)
体調管理には気を付けたいものです。

冬らしくなって来たと言うことで、今回はストレートに行きます。

木+冬=柊です。

「トウ」と読んでしまいそうですが、音は「シュウ」です。
冬は「終」の初文。もともと「冬」は「糸を結びとめた形」
を表し、結んだ糸の末端=おわりを意味しており、
「終」=「冬」だったのです。

柊の字義は芭蕉によく似た木の名です。
日本では「ひいらぎ」の事を指します。ひいらぎは
モクセイ科の常緑小高木で、トゲトゲの葉が特徴的ですね。
これからの季節、クリスマスリースの装飾に使われますが、
実はあれは「セイヨウヒイラギ」というモチノキ科モチノキ属の
植物で、日本在来の「ひいらぎ」とは全くの別物です。

日本では節分の夜。ひいらぎの枝に鰯の頭をさして
門に飾っておくと鬼を払うという風習がありますね。
近年、恵方巻がブームですが我が家では変わらず
節分の夜は鰯を食べています。

冬季休業のご案内

平素より弊社サイトをご覧頂きありがとうございます。

誠に勝手ではございますが、

2015年12月30日(水)~2016年1月5日(火)
の期間、マルナカウッド㈱は冬季休業とさせて頂きます。

※年内の最終出荷は12/28(月)までとなりますのでご了承ください。
また、年末年始は例年出荷が大変込み合います。
お急ぎの荷物は早めのご注文にご協力をお願いいたします。

2016年1月6日(水)より通常営業となります。
ご迷惑をおかけしますが、宜しくお願い申し上げます。

似て非なり

よく聴くCDに入っている曲。その内容は
「庭のカキがたわわに実ったので、高枝切りバサミで取ったら
 おもしろくなって来ちゃって200個以上もいだら家族におこられた」

今まさに時季ですね。「柿・柹」カキです。
中国原産で甘柿・渋柿・次朗柿などたくさんの
品種があります。材は細工物や家具に使われます。
また、実から採れる液「柿渋」は防水・防腐用の
塗料として使用されます。人体に害の無い自然塗料として
話題になったこともありました。

柿によく似た字で「杮ハイ」と読む字があります。
外見はほとんど同じですが、「杮ハイ」の方はつくりの
縦棒を一画で書きます。ですから「柿カキ」は9画、
「杮ハイ」は8画です。

「杮ハイ」は木のけずりくず=「こけら」の字義を持っています。
また、屋根をふくために薄く削った細長い板のことを
「こけら、こけら板」と言います。新築劇場の初興行を
「こけら落とし」と言いますが、これは工事の最後に屋根などの
木屑を払い落としたことから出来た言葉です。

今回のように、同じ字形で違う意味を持つ漢字。
探してみるとおもしろいかも知れません。

本年もラストスパートです

皆様こんにちは。専務の中野です。

早いもので今年最後の月になりました。
雨が降るたびに日に日に寒くなっていきますね。
体調管理には充分注意しましょう。

昨日(11月30日)、日本テレビ系列の「有吉ゼミ」という番組で
Aria&Aura(弊社も参加している共同ブランド)の紹介がありました。
調和を大切にするブランドで、各パートナー様はそれぞれの分野で
製品を作っております。
弊社はムク巾ハギ材の階段材、カウンター材を製作し提供しております。
今後もムク巾ハギ材を使った製品を作り、ワンランク上の
製品を提供出来ればと考えております。

2016年1月が好スタート出来る様にしっかりと2015年を終えたいと思います。
2016年も突っ走って参りますので皆様今後ともよろしくお願いします。
少し早いかもしれませんが今年一年ありがとうございました。

クリスマスはまだ先ですが

最近「ツリー」という小説を読みました。
「木」の話ではありません。サスペンス、スリラー、SFの要素が
詰まった壮大な話でした。「ツリー」という言葉も
ラストシーンで象徴的に使われ、それがタイトルに
なったと言う感じです。

今回は「ツリー」=「木」です。

「樹木」という言葉があるように、「木」「樹」は両方とも
「立ち木」「比較的幹が太くしっかりとした植物」を
指すと言えます。

「木」と「樹」の違い……これは大変難しいのですが、

「木」は「木材」「材木」の「素材」としての状態、
「樹」は「大地から生えている状態・生きている状態」

と考えるのが解りやすいと思います。

ただ、木を扱う多くの方は共感していただけると思う
のですが、素材の状態になっても「木」は生きている
という事です。

集成材というのは無垢材に比べ、反り・曲がり等の
「くるい」が少ないと言われていますが、そんな事はありません。
夏の盛りには直射日光で反ってしまいます。
日が当たる面が乾燥してしまうからです。また、雨が降れば
湿気を吸って反ってしまいます。

集成材は「小さな木の集合体」と言えるでしょう。どんなに
小さくなっても乾燥や湿気に敏感なのです。
毎日触れているからこそ、「木は生きている」と感じます。

11月に入りました

皆様こんにちは。専務の中野です。

11月に入り、今年も残すところあと2ヶ月となりました。
朝晩は寒いと感じる季節にもなり体調を崩されていませんか?
もう少しするとインフルエンザの話題も出てくる時期なので
手洗い、うがいなど自己管理をしていきましょう。

1年ぐらい前から研究・開発を行ってきた床冷暖システムパネルの
販売を11月1日より本格的に開始する事になりました。業界の新聞ではありますが
日刊木材新聞さんにも取材に来ていただき記事にしていただきました。
新築、リフォームどちらにも対応できる商品です。弊社3Fに設置してありますので
興味のある方は是非、体験、体感してみて下さい。

ムク巾ハギ(米材広葉樹中心)も順調に問合せ、受注をいただいております。
集成材だけではなくこれからのニーズに対応していく為、今後も皆様に
満足いただける様な会社になりたいと思います。
今後ともよろしくお願いします。

秋といえば・・・

インターネットで検索してみました。
クリ、サンマ、松茸、祭、運動会・・・あんまり「木」と
結びつかないな・・・。

おっ!秋の七草。ハギ、ススキ、クズ、ナデシコ、オミナエシ、
フジバカマ、キキョウ。この中で「木」が付くのは・・・

キキョウ「桔梗」です。

古代の字書には「薬の名なり」とあります。漢方では
その根を煎じて肺炎の薬としているそうです。

また「桔梗」は「襲の色目」の事を言います。
「襲の色目」とは平安時代の公家の服飾から
生まれたもので、衣服の表地と裏地の色の組みあわせで
四季折々の変化を表すものです。

桔梗は表は「二藍(ふたあい)」裏は「濃青」という色
を合せるんだそうです。

古代の日本人はこのように着物の色を変える事で
季節を表し、感じ、楽しんでいたんですね。

秋ですね③

読書の秋。本好きです。小説もマンガも。
スポーツの秋。何もしてません。でも腹筋マシン買ってほどほどに頑張っています。
食欲の秋!最近やたらと腹が減ります!ゴハン控えてるのに・・・。

秋の味覚と言えばナシ「梨」ですね。

音読みは「リ」。「利」が音符。旧字体は「梨旧字」です。

梨の果実、甘くてみずみずしくて美味いですよね。
食用として古くから愛好され、古代中国の王は

「甘きこと蜜の若く、脆きこと氷の若し」

と梨のおいしさをたたえています。

「梨園」という言葉があります。主に歌舞伎役者の
社会を指すものです。これは中国が「唐」と呼ばれて
いた頃。時の皇帝、玄宗が宮中の梨の木を植えた
庭園で歌舞を習わせた事が由来となっているそうです。