12月に入り、ぐっと寒さが増して来ました。
工場内でも防寒着の使用がちらほらと見えます。
ただ動いていると汗ばむ事もあるので(僕だけか?)
体調管理には気を付けたいものです。
冬らしくなって来たと言うことで、今回はストレートに行きます。
木+冬=柊です。
「トウ」と読んでしまいそうですが、音は「シュウ」です。
冬は「終」の初文。もともと「冬」は「糸を結びとめた形」
を表し、結んだ糸の末端=おわりを意味しており、
「終」=「冬」だったのです。
柊の字義は芭蕉によく似た木の名です。
日本では「ひいらぎ」の事を指します。ひいらぎは
モクセイ科の常緑小高木で、トゲトゲの葉が特徴的ですね。
これからの季節、クリスマスリースの装飾に使われますが、
実はあれは「セイヨウヒイラギ」というモチノキ科モチノキ属の
植物で、日本在来の「ひいらぎ」とは全くの別物です。
日本では節分の夜。ひいらぎの枝に鰯の頭をさして
門に飾っておくと鬼を払うという風習がありますね。
近年、恵方巻がブームですが我が家では変わらず
節分の夜は鰯を食べています。