インターネットで検索してみました。
クリ、サンマ、松茸、祭、運動会・・・あんまり「木」と
結びつかないな・・・。
おっ!秋の七草。ハギ、ススキ、クズ、ナデシコ、オミナエシ、
フジバカマ、キキョウ。この中で「木」が付くのは・・・
キキョウ「桔梗」です。
古代の字書には「薬の名なり」とあります。漢方では
その根を煎じて肺炎の薬としているそうです。
また「桔梗」は「襲の色目」の事を言います。
「襲の色目」とは平安時代の公家の服飾から
生まれたもので、衣服の表地と裏地の色の組みあわせで
四季折々の変化を表すものです。
桔梗は表は「二藍(ふたあい)」裏は「濃青」という色
を合せるんだそうです。
古代の日本人はこのように着物の色を変える事で
季節を表し、感じ、楽しんでいたんですね。